みなさんアクティブ・ブック・ダイアログ通称ABDって知ってますか?
画期的な本の読み方であり、面白いだけでなく、理解度も大きく変わってくるのがアクティブ・ブック・ダイアログです。
この記事では、アクティブ・ブック・ダイアログを実際のイベントで進めた過程を紹介しながら理解し、実際に実行まで持っていけるように書いています。
ぜひ本を効果的にそして楽しく理解する方法を身につけましょう!
Contents
アクティブ・ブック・ダイアログとは?
アクティブ・ブック・ダイアログは公式HPがあり、そちらに詳しく書いてあるのでここでは引用させていただきます。
アクティブ・ブック・ダイアローグ(以下略称ABD)は、読書が苦手な人も、本が大好きな人も、短時間で読みたい本を読むことができる全く新しい読書手法です。
1冊の本を分担して読んでまとめる、発表・共有化する、気づきを深める対話をするというプロセスを通して、著者の伝えようとすることを深く理解でき、能動的な気づきや学びが得られます。
またグループでの読書と対話によって、一人一人の能動的な読書体験を掛け合わせることで学びはさらに深まり、新たな関係性が育まれてくる可能性も広がります。ABDという、一人一人が内発的動機に基づいた読書を通して、より良いステップを踏んでいくことを切に願っております。
やり方についても丁寧にまとめてある記事があったのでそちらを引用します。
1.本をちぎる(裁断する)
2.参加者に担当ページを割り振る
3.各自、担当ページを読む
4.担当ページをB5用紙で数枚に要約する
5.要約を1人3分程度でリレープレゼンする
6.参加者全員で感想や疑問について対話する
自分の言葉に言い換えるならば、1つの本をバラバラにし、各自がそのパートをまとめて、それをみんなで発表して1冊を読みきろうという感じです。(語彙力のなさ)
僕たちも骨格は変えずに実際に6人でアクティブ・ブック・ダイアログを実践してみました。
その過程をわかりやすく画像も使いながら紹介していこうと思います!
本を裂いてバラバラに分解する
まず本をバラバラに分解します。
こちらの本、イベント開催の30分前新宿紀伊国屋書店にて購入した新品です。
以前からTwitterでも多数のコメントが飛び交っていた連続起業家、家入一真さんの「なめらかなお金が巡る社会」を題材として選択しました。
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本当に家入さんごめんなさい(笑)

こんな感じで新品の本をバラバラにする罪悪感は多少なりともありましたw

バラバラにする段階で気をつけたことは
・各パートが同じくらいのボリュームになりようにする。
・できるだけ話の区切りがいいところで分ける
の2点です。
章ごとに分け、それを2パートに細分化し、だいたい1人20-30ページくらいの分量になりました。
普通に読めば10分かからないで読みきれる量です。
せっかくなのであみだくじを使ってパート分けをしてみました。

時間内で自分のパートを読み切りアウトプット
どこのパートをやるか決まったら、実際に各自で読み進めていきます。
だらだら読んでしまうのも勿体無いので30分という時間的制約をつけました。
ただ読んでなんとなくまとめるわけではありません。
読みながら、強制的にアウトプットをします。
何をアウトプットするかというと、その本の大切な点やキーワードを抜き取り、要約し、ポストイットにまとめていきます。
自分のパートをしっかり理解しないと次のプレゼンで他の人に迷惑をかけてしまうというのもあり、かなり集中して読み進めていた印象です。
みんなの前で要約を3分間でプレゼンテーション
30分で読みアウトプットが終わった後は、頭が疲れてるのもあり、休憩を挟みました。
次は3分間のプレゼンテーションです。
自分たちは先ほどアウトプットに使用したポストイットの写真を撮り、LINEで共有しました。
その写真を見ながらプレゼンを聞くことで視覚的にも聴覚的にも理解が進みます。
この3分プレゼンが終わってからは通常版にはなかった質問コーナーを設けました。
自分の説明の中でどこが相手にわかってもらってなかったのか、自分自身の理解が足りていなかったところを振り返るいい時間になりました。
今日の振り返り・感想を兼ねた対話
全員の3分プレゼンと質問コーナーが終了した後は、今日の感想について対話を進めました。
今回使った「なめらかなお金が巡る社会」はクラウドファンディングの話があったものの聞いたことがなく理解が難しかったという参加者がいた一方で実際に成功させたことのある参加者もいました。
アクティブ・ブック・ダイアログの感想の中で共通していたのは、
・いつもより理解が深まった
・周りの人とやるので楽しい
・アウトプットがあるので頭を使う
・質問タイムで自分の不足点がわかった
などが中心でした。
いやあ本当におもしろかったです!

ぜひ一度自分自身でアクティブ・ブック・ラーニングを体験あれ!
僕自身初めてやって見たアクティブ・ブック・ダイアログですが、すごく可能性を感じました。
いつもだったら気にしない点を周りの人がしっかり拾っていたり、やはりアウトプットが強制的にあった分だけより集中して取り組めました。
いつもは一人だけど、他の人とやってみるのも視点が変わって面白いですよ!
もし質問があればいつでもお待ちしてます。
次はこの辺の本を使ってやりたい!
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