【書評】「GIVE&TAKE」は全ての人が一度は読んでおくべき本

どうも!

元祖応援する人中村創(@soooo_nakamura)です!

前から読書をするのは好きなのですが、ここ半年くらい本の記事を書いていないなことに気づき、久しぶりに書評を書くことにしました。

そんな再開一発目の記事でご紹介するのは、『GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代』
アダム・グラント著 楠木建監訳 です。

誰しも両親や先生に、「人の役に立ちなさい。」「相手を思いやる気持ちを忘れずに」などと言わわれた経験があるのではないでしょうか。

ですが、あくまで個人の経験からくる感覚であり、人の役にたったからどうなるかが確実にわかるというわけではありません。

本書では、ギバー(人に惜しみなく与える人)こそが成功するという主張を科学的根拠や数値を用いて、説明しています。

もし、あなたが損得を考えながら動いている人間だとしたら、また自分の利益だけを追求している人だとしたら…この本に書いてあるギバーの成功例を参考に行動を見直していただけたらと思います!

人間は3つのタイプに分類される

本書では、人間を3つのタイプに分類しています。

ギバー(人に惜しみなく与える人)
→他人中心。相手の利益になることを考える。

テイカー(真っ先に自分の利益を優先させる人)
→自分中心。与えるより多くを受け取ろうとする。

マッチャー(損得のバランスを考える人)
→多くの人がマッチャーである

あなたはこの3つのタイプを見て、どれに当てはまると思いましたか?

僕は最初にこの考えを知った時に自分自身はマッチャーだなと思いました。あまりテイカーの人はいない気がするので、多くの方がマッチャーのような気がします。

成功するギバー

この本のタイトル通り、ギバーは3つのタイプで一番成功に近いというのが本書の主張であり、しっかりとしたデータも存在します。

例えばベルギーの医学生の実験では、ギバーの成績がテイカーやマッチャーと比べて11%も高く、販売業でも売り上げトップはギバーであり他の2タイプに比べて、平均50%も年収が多い。

成績やお金といった要素にもギバーであるかそうでないかで差が生まれていることがよくわかります。

他にもリンカーンなどのギバーを代表する偉人の例も取り上げられており、成功するギバーがイメージしやすくなっています。

ギバー「与える人」の5つの才能

①ゆるいつながりという人脈作り

非常に面白いなと思ったのは、Facebookで自撮りが多く、友達がやたらと多い人はテイカーという結果が出ていることです。確かに自分大好きで自己中心そうですもんね…笑

一方、ギバーは自分のつながりを見返りを求めずドンドン与えていきます。人に紹介していくという意味です。

多くの人につなげるために恩をくれた人にも返しつつ、他の人にも恩を送る「恩送り」の考え方が根付いています。

これは僕も実践していることなので、今後も継続してやっていきたいです。



②利益の「パイ」を大きく増やす働き方

成功するギバーは、自分だけでなく、グループ全体が得をするように、パイ(総額)を大きくする。

この文を読んでみて、思い出したのは7つの習慣という本に書いてあったwin-winの考え方です。

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自分の利益だけを考えるのではなく、相手の利益も考える。その結果お互いが得する構図を目指しているのですが、これを自然とできているのがギバーの特徴。

利益のパイを大きく増やしたら結局自分にも返ってきますからね。すごく合理的。

③可能性を掘り出し、精鋭たちを育てる

ギバーは、可能性の片鱗が見え隠れするまで待ったりはしない。他人の意図を疑わず、楽観的に解釈するので、すべての人のなかに可能性を見出そうとする。人を皆「大きな可能性を秘めた人」としてみる時点で、ギバーはそもそも、リーダーやマネージャーやメンターの役割を果たしている。

この文がすべてを表していると思いますが、ギバーは人の可能性を信じ、開花させるのがうまいです。

実際に、知能が変わらない生徒の一部を教師が、「潜在能力が高い生徒」として信じて教えると、もともと同レベルだった知能もその生徒だけ爆発的に向上するそうです。

ギバーは周りを育成して結果的に自分にも返ってくる好循環。最近だとイケハヤさんが似たようなことをやってる気がします。

④「強いリーダーシップ」より「影響力」

この章では、実際に交渉や会社の中でも活かしていけそうなテクニック面について多く述べられています。

一番感心したのは、こちら!

知識のある同僚にしょっちゅうアドバイスや助けを求めている人は、まったく求めない人よりも、上司の受けがいいことがわかっている

日本人って聞くのが恥みたいな文化ありますけど、ドンドン聞いちゃえばいいのかと発想の転換を得れました。

「与える人」が絶対に気をつけるべきこと

ここまで、とにかくギバー「与える人」になれば、結果的に自分に返ってくるという事柄を紹介してきましたが、同時にギバーだからこそ気をつけるべきポイントもあります。

例えば、自己犠牲が強いタイプのギバーは精神的にも肉体的にもダメージが大きいこと
自分中心ですすなのでてくるテイカーに対しては自衛のためにマッチャーになった方がいい

などとギバーが損をしない立ち回り方が本書には書かれています。ここですべて紹介することはできませんが、他にも特にビジネスシーンで活かせそうなポイントが書かれていました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事を通して『GIVE&TAKE与える人こそ成功する時代』を少しは読んでみたいと思っていただけましたか?笑(そうであってくれーw)

本書は普通の自己啓発本と違い、「与える」ということに焦点を当てているのが非常にユニークです。主張は一貫していて、与える人が成功する(金銭的にも人間関係的にも精神的にも)というものです。

僕自身も読み進めていく中で、ハッとすることがたくさんありました。

友人関係でも損得のバランスを気にしてはいないだろうか。ブログやTwitterでスポンサーを募集しても受け取るだけの人間になっていないか?

そんなことを考えるきっかけになった本です。

その後実際に行動に移し、自分も#応援速報やブログ記事拡散の企画をやりたくさんの方から感謝をいただきました。感謝されると僕も嬉しいし、相手にも価値を与えたことになります。

一時的な行動にせず、これからも、ギバーとして様々な人に与え続けていきたいと思います。

元祖応援する人という肩書きの僕が多くの人に読んでほしいと強く思う本なので、ぜひ買って読んでくださいね!

Let’s be Giver!!!

目次
PART1 あなたは、まだ「ギブ&テイク」で人生を決めているのか
PART2 「名刺ファイル」と「フェイスブック」を見直せ
PART3 チームの総力を活かせる人
PART4 荒野で”ダイヤモンド”を見つける方法
PART5 「パワーレス」の時代がはじまった
PART6 「与える人」が気をつけなければならないこと
PART7 気遣いが報われる人、人に利用されるだけの人
PART8 人を動かし、夢を叶える「ギブの輪」
PART9 「成功への道」を切り拓く人たち