人生の勝算は生き方だけでなく、コミュニティ運営のヒントが盛りだくさん!

今回は、SHOWROOM代表取締役社長前田裕二さんの「人生の勝算」をご紹介します。

この本を通して伝えたいことを最初の方に3つ語っています。

・絆の大切さ
・努力の大切さ
・人生という壮大な航海において「コンパス」を持つことの大切さ

そして僕自身が読んでいて思ったのは、コミュニティ運営や形成に関しても非常に役立つことが多い本であったことです。

小さい頃から路上ライブでお金を稼いでいた過去やサラリーマン時代、そしてSHOWROOMの創業と前田さん自身の人生を探りながら話が進んでいきます。

こんな人にオススメ!

・コミュニティ運営・形成に興味がある
・SHOWROOMを使っている
・自分の中で人生論が混乱している
・路上ライブなどパフォーマーとして生活している

コミュニティと呼ばれる魔法の集合体(絆)

コミュニティ形成が今後どんなビジネスにおいても外せない鍵になる理由

①コミュニティには、現代人が価値を感じる要素がつまっている。
絆や裏側にあるストーリーに価値を感じて人が消費をする。

②コミュニティ形成の成功において先天的な要因は関係ない。
後天的な努力の絶対量が最も影響を与える

この本では昔からあるコミュニティの典型例としてスナックが例に挙げられていました。

確かに世の流れ的にはオンラインサロンや動画配信などファンビジネスが増加している印象です。

コミュニティが深まる要素

①余白があること
②クローズドの空間で常連客ができること
③仮想的を作ること
④秘密やコンテクスト共通言語を共有すること
⑤共通目的やベクトルを持つ

僕自身ゲストハウスを実際に自分で立ち上げようとしているんですが、④と⑤に関しては満たしているなという気がします。

余白がないと完璧すぎて自分が入る余地がなくなってしまうように感じるので必須ですね。

著者前田裕二さんの努力観

僕は、不遇や逆境が、むしろ這い上がるためのバネになるということ、そして、正しい努力が必ず報われるということを自らの人生を通じて証明したいと思っています。「人」に負けたくないのではなくて、あくまで、自分に課された「運命」に屈したくない。これが、生きる上での根源的なモチベーションであり、SHOWROOMを立ち上げ成長させる上での原動力になっています。生まれた境遇や人種などの、自分ではどうにもならないハードルを、熱量や努力次第で超えられる仕組みを作りたい。後天的な自分の力で、どこまでも高みに行けるサービスを作りたいそうやって、SHOW ROOMは誕生しました。

自分に課された「運命」に屈したくないという言葉が非常に格好いいと思いました。熱量や努力次第で超えられる仕組みは理想です。

僕は、ビジネスや勉強が大好きです。なぜなら、正しい方法で、やればやるだけ」成果が出せるから。成果が出ないときは、方法が正しくないことがほとんどなので、また戻って、方法論のチューニングをすれば良い再現性が高く、努力次第でいくらでも成功が生みだせるビジネスや勉強とも開かれた透明で公平な場所にしたい。投じたエネルギーの大きさが成果に直結する仕組みを、「頑張れば報われる」エンターテイメントビジネスの実現を、のちに何よりも強く願うようになったのは、こうした学生時代の音楽体験がベースになっています。

やればやるだけ成果が出る。もし成果が出ないとしたら、まだまだ足りないということなんでしょう。

これだけ努力をしている人が言うからこそ説得力のある言葉になっています。

コンパスを持つ大切さ

エネルギーの源泉はコンパス

いつ死ぬかわからないのだから、生きているうちに新しい価値を創出したい。僕が死んだ後も、世界の人たちに幸せや付加価値を提供し続けられる、影響を与え続けられる何かを生み出すことに、エネルギーを投じたい。

モチベーションの高さが意味すること

モチベーションが高まらない人の多くは、見極めが甘い。自分という大きな航海に出ているのに、方角を示すコンパスを持っていない。自分の進むべき道を定めていなら途中でどこに向かっているのかわからなくなり、広い海の上で途方にくれます。そうなったら、一旦陸に戻ってでも、自分自身のコンパスを得るのが、結局遠回りに見えてベストだと思います。自分の進む道は、現時点では少なくともこれで間違いないと言える、信じ切れる、というところまで見極め作業を徹底すれば、モチベーションは身体から湧いてきます。

他に面白いと思った文章

就活論

僕の考える、内定を取るために必要なことは、シンプルに一つだけです。徹底して、自分と向き合うこと。自分が人生を懸けて何をするかを見極めること。

選択と集中

選ぶ、ということは、同時に何かを捨てることです。何かを得ようと思ったら、ホアの何かを犠牲にしないといけない。人生の質を高めるのは選択と集中です。

エンターテイメントに求めるものそれはインタラクション。

大切なのは、距離感です。僕の場合は、お客さんが求める曲を一生懸命に練習して、歌うことで、距離を縮めました。エンターテイメントでは、原則として、一定のプロフェッショナリズムや、完成度が求められます。しかし、現代においてもっと重要なのは、表現者が、支えてくれるオーディエンスのところまで降りて、しっかりと丁寧なコミュニケーションをすることです。観客は、演者と自分との距離の近さを実感できたとき、今までになかった感動を味わい、より濃いファンと化します。現代のクオリティコンテンツとは、プロがお金をかけて練り上げた完成品ではなく、その先にあるファンとのインタラクションがきちんと綿密に設計·実行されたものである、という価値観を、SHOWROOMを通して再定義しています。

人生の勝算のまとめ

前田さんの生き方を綴った伝記かと思いきや、コミュニティの話は今後も相当生かしていけそうです。

そしてビジネス書でありながら、かなり読みやすかった印象です。

いつかお会いしたいと単純に思いました!笑

「読みやすさ」  ★★★★☆
「役立ち度」   ★★★☆☆
「また読みたい度」★★★☆☆
「コスパ」    ★★★☆☆
「総合評価」   ★★★︎☆☆